ガードキューブシリーズ

 エアバルーン車両規制装置(ショート/ロング)

共同特許取得済(PAT.No.6852236)共同特許者: 一般社団法人 日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所

〈 動画で見るエアバルーンゲート 〉

POINT 1

緊急時の車両進入を速やかに防ぐ

豪雪等異常気象時や、重大事故などが発生した際の通行止め対応を遠隔操作で行い、車両の進入を速やかに抑制します。高速道路やバイパスの様々な出入口に設置可能。

POINT 2

緩衝性に優れたエアバルーンを使用

バー部分には空気の充填されたバルーンを使用し、車両衝突時に搭乗者や車両本体への衝撃を和らげる設計を導入しています。

POINT 3

最長4mまで対応可能

エアバルーンは、最長4mまで自由に対応。設置場所の幅員に合わせて両側からの封鎖も可能です。

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ご不明点やご質問、技術相談のある方はお気軽にお問合せください。

下記ボタンより、本製品のパンフレットをダウンロードいただけます。

Feature

01

安全な停車を促す設計

バルーン素材で、接触時のダメージを大幅軽減

 豪雪等異常気象や、重大事故といった有事に直面すると、いつも通りの運転が困難になるドライバーも少なくありません。「エアバルーン車両規制装置」は万が一進入し接触してしまった際にも、車両とドライバー双方への影響を最小限に留められるよう、バーの部分をエアバルーンにすることで車両接触時の衝撃を和らげる設計としています。さらにエアバルーンの把持部分の機構にはエアシリンダーを採用。過度な負荷がかかるとエアシリンダーが衝撃を逃がすことで、ドライバーに伝わる衝撃を軽減します。

LEDライトによる「発光」で夜間でも見落とさない

 エアバルーン本体は紅白の縞模様で日中の視認性は良好。加えてエアバルーン内部のLEDライトによる「発光」で夜間における視認性を高めています。

衝突検証

Feature

02

道路の安全を速やかに守る

遠隔操作で進入を防ぐ

 「エアバルーン車両規制装置」は、高速道路のジャンクション、サービスエリア・パーキングエリアの出入口といった車両が集中するポイントで効果を発揮します。地域内に点在する交通の要所に設置した場合でも、管制センターから遠隔操作でゲートを開閉することで、想定外の車両の進入を速やかに規制します。

誤作動を防ぐ制御システム

 装置の制御回路には「リレー回路」を採用。シンプルな制御方法を選択することで、過酷な環境下でも誤作動を起こしにくい信頼性の高い機構を実現しています。加えて故障箇所の部品を交換するだけで修理が完了するリレー回路は、メンテナンス時に手間を取らないこともメリットと言えるでしょう。

Feature

03

様々な道路事情に対応

設置場所の幅員に合わせて対応可能

 エアバルーンは、1車線をカバーするのに適した3mから最長4mまで自由に対応。また設置場所の幅員に合わせて両側からの封鎖も可能です。

※幅員などでご希望がございましたら別途個別にお問合せください。

開発チームから

from DEVELOPMENT TEAM

雪の高速道路の走行は、多重事故を招きやすく、ときに道路を封鎖しなければならないことがある。

 雪国では冬になると、積雪や凍結、吹雪による視界不良などを原因とした冬型事故が多く発生します。その中でもホワイトアウトなどによる「視界不良事故」は、危険な多重事故を招きやすいものとして警戒しなければなりません。北海道警察が2021年に発表したデータによれば、視界不良を原因とする冬型事故のうち、実に約5件に1件が、多重事故につながっていることが判明しています。
  平成4年3月に発生した、我が国高速道路史上最悪の惨事といわれる道央自動車道での多重事故も、激しい降雪による視界不良が原因によるものでした。このような視界不良事故による悲劇を防ぐ方法として、悪天候時に高速道路への車両の進入を防ぎ、走行の安全性を確保することが考えられます。
 エアバルーンゲートは視界不良の中でも、安全に道路を封鎖することが可能です。万が一走行中の車が停止しきれずバーに当たってしまっても、車への衝撃が少ない構造なので、ドライバーにとっても安心できるデバイスともいえるでしょう。

スリップ 視界不良 わだち そり遊び・その他 冬型事故以外
死亡事故の割合(%) 1.3 1.8 0.5 5.9 1.0
多重事故の割合(%) 8.4 19.3 5.2 5.9 7.2

出典:北海道警察本部交通部交通企画課「令和3年 吹雪など視界不良時における交通事故の実態」(4訂版)

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